アグリ事業部・
培土事業所
Agriculture
アグリ事業部
農産物を生産し、新しい技術を創造する。
そして地域の皆様と連携して
未来の食を守りたい・・・
農場の面積
- 栽培ハウス3棟
(約250㎡が2棟、100㎡が1棟) - 育苗ハウス2棟(約100㎡が2棟)
- 路地圃場 30a (5か所)
高設栽培システムの開発
高設栽培はハウス内にベンチを組み人工培土で野菜を栽培するシステムです。高設栽培を利用すると、効率よく水や肥料を野菜に与えることができます。従来の高設栽培では、2割ほどの肥料しか野菜は吸収しておらず、残りの8割は廃液として河川などに流されています。アグリ事業部では、自然環境になるべく負荷をかけず、なおかつ多品種大量の作物が収穫できるシステムの開発を行なっています。実際、従来の硝酸イオン濃度の廃液は、トマトで400〜500ppmで流されていますが、私たちはその1/10~1/20、約20ppmで廃液を流しています。この数値は台所排水から廃棄される水よりキレイな水といえ、
水質汚染の改善、SDGsに大きく貢献しています。
いちごの新品種開発
2021年には、4品種のいちご「81(ハチイチ)シリーズ」を農林水産省に品種登録しました。2022年度中にも4つの新品種を申請する予定です。また、来年度も4種類程度、新品種のいちごを申請することが目標です。アグリ事業部が開発したいちごの中には80〜100グラムといった、温州みかん程の大きないちごもあります。大玉で甘い、多収であったり、通常品種より早くから収穫できるなど様々な特徴のあるいちごの開発を行なっています。新品種のいちごは、アグリ事業部やマテラの森や媛彦温泉などで購入可能です。
ウイルスフリー苗の育成
ウイルスフリー苗とは、植物から生長点(植物が形成される一番基になる組織)を切り出し、試験管の中で育成させた、病気やウイルスに感染していない苗のことをいいます。ウイルスフリー苗を使って作物を栽培をする場合、購入した苗が既にウイルスに感染している、もしくは病気だったというリスクがありません。
さつまいもの栽培などでは、ウイルス感染で甚大な被害を受ける場合があるため、その対策としてのウイルスフリー苗の育成にも取り組んでいく予定です。
オリジナリティー溢れる農業
アグリ事業部では、開発した独自の技術によって、圃場面積以上の収穫高を実現しており、トマトにおいては、200㎡の面積で3tほど収穫しています。これは、3月に定植したトマトの茎を7月末に切り返し、シュートを再生させることで、9月の中旬に再度収穫しているためです。
培土事業所
技術を駆使し、
手間と時間をかけた土づくりを
令和4年6月、大規模な設備を整えた新プラントが完成し、良質な培土をこれまで以上に量産できるようになりました。
質の良い培土を提供することは、日本の農業を支えることだと考えております。
5t / 時
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40t / 日
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1,000t / 月
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今後は、園芸用(野菜用)培土の製造・販売の拡大も予定しています。また、培土は企業様だけではなく一般のお客様に向けても販売しております。
- 水稲用粒状培土
- 園芸用培土
NEWいちご育苗・栽培用資材
詳細: ココピート、バーク堆肥、ボラ土
詳細: ココピート、バーク堆肥、ボラ土、粒状苦土石灰、肥料 (N13.0 P9.0 K11.0) 4.5g/L
詳細: 1箱500個入り(50個入りセルトレー×10段)
詳細: 1袋100枚入り
詳細: 土壌の改良材酸性化した土を中和し土を蘇えらせます。併せてケイ素・鉄分他微量要素で地力をアップさせます。