PCB分析業務
Poly chlorinated Biphenyl
弊社関連部門とのワンストップサービスにより、経済的で信頼性の高い業務を迅速に行い、安心・安全な環境づくりにむけて取り組んでまいります。
PCB分析業務
PCB含有のおそれがある高圧コンデンサやトランス等の廃棄物は、「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」により、PCB含有の有無を確認の上、2027年3月31日までに処理することが義務づけられています。
弊社では複数の分析方法を採用し、最適な分析方法を選択することで、迅速かつ正確な分析を行います。
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1.試料採取
JIS K 0060(産業廃棄物のサンプリング方法)に準じて分析用試料を採取します。ご要望により、弊社のサンプリングスタッフが全国各地へ試料採取に伺います。
絶縁油から、紙くず、木くず、金属くず、廃プラスチック等の各種汚染物にも幅広く対応いたします。 -
2.分析
試料中のPCB含有量を測定します。
分析方法
弊社では、PCB分析方法として複数の測定方法を採用しています。
分析の目的に合わせて最適な分析方法を選択することで、迅速かつ正確な分析を行います。
【簡易定量法】
加熱多層シリカゲルカラム/アルミナカラム/ガスクロマトグラフ/四重極型質量分析(GC/QMS)法
日本最大規模の大型保管施設
低濃度PCB廃棄物を安全・確実、かつスピー
ディーに処理するために、当社では、2t以下程度の小型電気機器、ドラム缶及びOFケーブルを受け入れる受入保管施設(保管スペース1,000㎡)と5t以上の大型電気機器等を受け入れる大型機器受入保管施設(保管スペース1,000㎡)の2カ所の受入保管施設を設置しています。
運搬車両は建屋内まで侵入し、天井クレーン及びフォークリフト等を用いて、迅速に荷下ろしを行うため、天候に左右されない確実な受入を実現するとともに、トランス、コンデンサ及びドラム缶等、すべての処理対象物にバーコードラベルを貼付して、受入、抜油等の前処理及び焼却処理の各工程でバーコードを読み取り、確実に処理を進めていく体制を整えています。
受入保管施設
大型機器受入保管施設
PCB廃油専用貯蔵タンク
大型機器抜油・解体室
施設保管スペース(約2,000㎡)
- 受入保管施設...1,000㎡
- 大型機器受入保管施設...1,000㎡
PCB廃油専用貯蔵タンク
300kℓ(150kℓ×2基)
日本最大規模の処理施設
トンネルキルン
シャトルキルン
燃焼設備
- 向流式ロータリーキルン...2基
- トンネルキルン...1基
- バッチ式焼却炉...3基
- 大型バッチ炉(シャトルキルン)...3基
処理能力
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絶縁油等汚染廃油
31.92 kℓ / 日
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トランス・コンデンサ等廃電気機器
105.4t / 日
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OFケーブル
200m / 日
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汚染物入りドラム缶
48 本 / 日
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空ドラム缶
96 本 / 日
環境大臣広域認定による
収集運搬
無害化処理の大臣認定に併せて、全国各地から低濃度PCB廃棄物の収集運搬を行うことができる広域認定を取得して、積載重量58tの大型低床トレーラーをはじめ、ユニック付きトラックなど、運搬する廃棄物の大きさや荷姿に適合した各種運搬車両を複数台整備して、様々な保管事業者様のニーズにお応えしています。ま
た、そのままでは車両で運搬できない大型の電気機器等は、保管事業所において抜油後、車両で運搬可能な大きさまで解体する現地解体作業も承っています。
処理対象物
燃焼設備
- ・絶縁油等汚染廃油処理
- ・トランス
- ・コンデンサ
- ・ブッシング
- ・OFケーブル
- ・汚染物入ドラム缶、空ドラム缶、ウエス、汚泥、その他
安全性
バーコードシステムによる徹底管理
バーコードシステムを導入し、委託された廃棄物をひとつひとつ処分工程ごとに管理する体制を整備しています。
定期的な教育
安全・確実な処理を維持するため、緊急時の防災訓練や作業従事者講習等を社員教育の一環として、定期的に行っています。
社会活動
セミナーの開催
低濃度PCB廃棄物処理についてのセミナーを開催し、低濃度PCB廃棄物の処理促進のための活動を全国各地で行っています。