SST・SSHプラント
SSTプラント
廃棄物日量120tの焼却、または汚染土壌日量360tの焼成の両方の運転・使用が可能な施設です。
木材チップ日量24tの炭化炉を組み合わせた施設であり、省エネとして炭化炉から発生する熱分解ガスを焼成の熱源として利用できる構造です。
木材チップの炭化に必要なエネルギーは、焼却焼成施設の余熱を利用しています。
処理能力
(焼却・焼成 + 炭化プラント)
(焼却・焼成 + 炭化プラント)
焼却
120t /日
焼成
360t /日
炭化
24t /日
熱分解ガス利用によるCO2削減効果
焼成設備は燃料が多量に必要であり、重油などの燃料を使用し運転されています。 一方で従来の炭化設備は熱分解ガスが副産物として発生していますが効率的なエネルギー回収が行われていませんでした。 本施設ではこの設備を融合し、炭化時に発生する熱分解ガスを焼成燃料にすることによりエネルギーの面から見て最高の回収率を実現します。 木くずからのエネルギー回収はカーボンニュートラルともいわれ、CO2削減に寄与します。また、炭化に必要なエネルギーは廃熱を利用しており、燃料の使用量はありません。 炭化物は土壌改良材等、高付加価値製品として利用されます。さらに空気熱交換器により温風を作成し、白煙防止など有効利用する等エネルギーを最大限に利用したシステムとなっています。
炭化プラント
木材チップを有効利用可能な「炭」に再資源化、揮発分を「燃焼ガス」として再利用することにより、資源のリサイクルをおこなう施設です。
廃棄物を焼却したときの熱を間接的に利用し、400〜800℃にて低酸素濃度雰囲気をつくり、回転炉の中で1時間に1tの炭化物を製造します。炭化物を 製造した際に出てくる可燃性のガスは廃棄物を焼却するときの燃料として利用することもできます。
炭化物は、弊社の培土事業所で製造する稲の苗床の土の材料として利用します。
廃棄物を焼却したときの熱を間接的に利用し、400〜800℃にて低酸素濃度雰囲気をつくり、回転炉の中で1時間に1tの炭化物を製造します。炭化物を 製造した際に出てくる可燃性のガスは廃棄物を焼却するときの燃料として利用することもできます。
炭化物は、弊社の培土事業所で製造する稲の苗床の土の材料として利用します。
処理能力
24t /日
SSHプラント
主として産業廃棄物、一般廃棄物 日量120tの 焼却が可能な施設です。
ボイラにより熱回収を行い、蒸気タービン・発電機により800kWの発電を行います。
処理能力
(焼却・焼成 + 発電プラント)
(焼却・焼成 + 発電プラント)
焼却
120t /日
焼成
360t /日
発電
800 kW
廃熱利用による発電量およびCO2削減効果
焼却・焼成時に発生する熱エネルギーを廃熱回収ボイラおよび蒸気タービン発電機等で電力として回収します。 発電した電力はすべて敷地内動力として利用し、工場内の省エネルギーに寄与します。
ドラム缶専焼施設
固形・高粘度・低引火点性を問わず、ドラム缶ごと自動で焼却できます。
焼却後のドラム缶は鉄スクラップとして回収し、再資源化します。※下左右写真はドラム缶の自動投入の様子です。
焼却後のドラム缶は鉄スクラップとして回収し、再資源化します。※下左右写真はドラム缶の自動投入の様子です。
処理能力
300本 /日
SST・SSHプラント
対象廃棄物
一般廃棄物 | ごみ、粗大ゴミ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、廃酸、廃アルカリ、動物の死体、その他の汚物または不要物 |
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産業廃棄物 | 廃プラスチック類、汚泥、木くず、紙くず、繊維くず、感染性廃棄物、廃油、動植物性残渣、廃酸、廃アルカリ、動物系固形不要物、金属くず、 ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、燃え殻、ばいじん、鉱さい |
一般廃棄物 |
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ごみ、粗大ゴミ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、廃酸、廃アルカリ、動物の死体、その他の汚物または不要物 |
産業廃棄物 |
廃プラスチック類、汚泥、木屑、紙屑、繊維屑、感染性廃棄物、廃油、動植物性残渣、廃酸、廃アルカリ、動物系固形不要物、金属屑、 ガラス屑・コンクリート屑及び陶磁器屑、燃え殻、ばいじん、鉱さい |
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